抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
以前のデータでは表題の反応のしきい値は6345±15KeVである.反応のQ値及び
14O-
14N間の質量差はしきい値から決定されるのでより正確な値を得ることが望ましい.その様な観点からこの実験が行なわれた.エネルギーの標準としては
13C(p,n)
13Nと
27Al(p,n)
27Siのしきい値が用いられた.しきい値を求めるには作られた
14Oの放射能を測る方法が取られた.精度を上げるため標的の厚さは出来るだけ薄くするよう注意し陽子エネルギー6.3MeVにおいて14KeVの標的が用いられた.また
12C標的は3.2MeV陽子に対し4KeV.Al標的は3.15mmの厚さの板が用いられた.3回の測定の平均から
14N(p,n)
14Oのしきい値は6358±3.0KeVが得られた.この値は標準の値の正確さに依存するが,
13C(p,n)に対しては3235.3±1.5KeVが採用され,また
27Al(p,n)に対しては,この実験のさいに5803.1±4.5KeVが得られた;図3表1参6(粟屋 隆)