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J-GLOBAL ID:201602021188204010   整理番号:72A0378667

脂質懸濁液の静脈内投与 イントラファットの実験的および臨床的研究

著者 (5件):
資料名:
巻: 18  号:ページ: 213-232  発行年: 1971年 
JST資料番号: F0606A  ISSN: 0040-8921  CODEN: BTMDA   資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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術後患者の栄養補給の1つとして,脂質成分からなる,イントラファット(DI-22)投与による副作用などについて検討した.DI-22は大豆油10%,りん脂質1.2%,グリセリン2.5%とからなる水性懸濁液である.正常イヌを用いた実験において2.0g/kgを静脈内投与した場合,投与後数時間内に上昇する血中トリグリセリド,りん脂質,および遊離脂肪酸は6~12時間後には正常レベルに回復した.また血中ケトン体には著変はなかった.一方臨床観察においては,DI-22静脈内投与時にり患しており,したがってすでに肝機能が影響を受けているので,肝機能検査の結果からは何も言えない,しかし1回投与により,108例において震え0.1%,吐気0.1%および静脈炎0.3%が見られた.また10~15日間連続投与によっては貧血および肝じん機能障害は見られなかった:参29

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