抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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愛知県猿投山一帯で,毎月根茎を採り,若い部分と成熟部分に分けて調べた.PAS反応とルテニウム赤染色から,消化の進んだ菌塊には菌細胞壁由来のペクチン様物質が多いことがわかった.ニンヒドリン-シッフ反応から菌のたんぱく質は消化過程で徐々に分解されると考えられる,アズールB染色から,菌は比較的多量のRNAを含み,消化過程で徐々に分解されると思われる.菌糸または菌塊の存在する皮層細胞では核は著しく大形で,Feulgen染色による核のDNA量も著増している.以上の結果から根茎での食作用説は炭水化物,アミノ酸,核酸分解物を供給する可能性があり,これらが根茎からの苗条分化に促進効果を持つのではなかろうか:参15