文献
J-GLOBAL ID:201602021193190680   整理番号:71A0384680

シュンランの生長点(茎頂)培養における器官形成 V 野生シュンランの根茎における食菌現象,食作用説の解剖学的,組織化学的研究

著者 (2件):
資料名:
巻: 39  号:ページ: 256-260  発行年: 1970年 
JST資料番号: F0626A  ISSN: 0013-7626  CODEN: EGKZA9  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
愛知県猿投山一帯で,毎月根茎を採り,若い部分と成熟部分に分けて調べた.PAS反応とルテニウム赤染色から,消化の進んだ菌塊には菌細胞壁由来のペクチン様物質が多いことがわかった.ニンヒドリン-シッフ反応から菌のたんぱく質は消化過程で徐々に分解されると考えられる,アズールB染色から,菌は比較的多量のRNAを含み,消化過程で徐々に分解されると思われる.菌糸または菌塊の存在する皮層細胞では核は著しく大形で,Feulgen染色による核のDNA量も著増している.以上の結果から根茎での食作用説は炭水化物,アミノ酸,核酸分解物を供給する可能性があり,これらが根茎からの苗条分化に促進効果を持つのではなかろうか:参15
引用文献 (15件):
  • 1. BERNARD, N. 1909. Ann. Sci. Nat. Botan. Biol. Vegetable 9: 1-96.
  • 2. BURGEFF, H. 1932. Saprophytismus und Symbiose. Fischer, Jena.
  • 3. HARLEY, J. L. 1968. Mycorrhiza. The fungi; an advanced treatise. Vol. III pp. 139-178.
  • 4. JENSEN, W. A. 1962. Botanical histochemistry. Freeman, San Francisco.
  • 5. KELLEY, A. P. 1950. Mycotrophy in plants. Chronica Botanica, Mass.
もっと見る
タイトルに関連する用語 (13件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る