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J-GLOBAL ID：201602021207379268   整理番号：73A0287761

陽極酸化アルミニウムへのニッケルめっき

著者 (3件)： 佐治孝 (東京工大・工) ,  秋山明たね (東京工大・工) ,  真野徹 (富士通・川崎)
資料名： 金属表面技術  (Journal of the Metal Finishing Society of Japan)
巻： 24  号： 6  ページ： 323-328  発行年： 1973年 
JST資料番号： G0441A  ISSN： 0026-0614  CODEN： KZHGAY  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： りん酸浴で陽極酸化した2S,61Sアルミニウム上にニッケルめっきを行ない,密着性,被覆性とめっき条件,陽極酸化条件との関係を調べてつぎの結果を得た。61SAlの場合,通常のワット浴で良好なめっきが得られる。2SAlの場合,酸化膜の生成とその一部溶解を含む二段陽極処理の適用によって100%被覆度をもっめっきが可能となる。電子顕微鏡で調べたところ,2SAl上の酸化膜中の欠陥部分が電着核発生の拠点として役立つことが推論され,このめっき下地として適当な2SAl上の酸化膜の厚さは0.5μm~1.5μmと見積られた;写図5表5参8

シソーラス用語： アルミニウム ,  ニッケルめっき ,  ワット浴 ,  酸化膜 ,  電子顕微鏡観察 ,  陽極酸化
準シソーラス用語： アルミニウム-マグネシウム-けい素合金 ,  電子顕微鏡法

引用文献 (10件)：

• 1) 佐治孝, 秋山明胤, 安原清忠, 本誌, 22, 409 (1971)
• 2) たとえば B. Bunce, Met. Finishing, 52, 70 (1954)
• S. Wernick, R. Pinner, Sheet Met. Ind. 32, 35 (1955)
• 3) A. Akiyama, K. Yasuhara, K. Tanaka and T. Saji, Plating, 58, 594 (1971)
• 4) H. J. Wittrock, “The Finishing of Aluminum” (Edited by G. H. Kissin), P. 163, Reinhold Pub., New York (1963)

タイトルに関連する用語 (2件)： 陽極酸化アルミニウム ,  ニッケルめっき