抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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今まで常磁性クラスターの統計理論では,スピンだけの磁性を考慮し,軌道角運動量は消失しているか,あるいはただ補正したg係数として考慮していた。そこで,これを拡張して,軌道角運動量が存在する時の磁気イオンの理論を研究し,コバルトクラスター錯体についてくわしく検討した。数値解の結果では,スピン軌道修正における分離効果とクラスター内およびクラスター間のクラスター交換を示した。コバルトイオンに対する有効磁気モーメントμ
effを計算。軌道修正パラメーターk=0.7,クラスター内相互作用パラメーターを0.75°Kとすると,μ
effに対する効果は50~100°Kで最も顕著になる;写図4参20