抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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DDTの神経毒作用を10日齢および60日齢ラットで比較し,未成熟ラットがDDTに対し低感受性なのは,いかなる因子に依存しているのかを検討。成熟ラットの脳の植込み電極で,致死量DDTの呼吸,心電図,脳電気活動,体温に対する効果を検討。体温効果を幼若ラットと比較。まず,虚脱状態が先行し,興奮性過剰,振せんの増加,呼吸不全をおこした。成熟では,呼吸,心拍数が増加し,体温が上昇(40~42°C)し,致死。これとは逆に,未成熟では急性期に体温下降。呼吸系に対しては両方で抑制効果があり,体温に対する効果の差が死亡率の差をもたらすと考えられる;写図5参26