抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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固定層吸着塔の設計に使用できるデーターを得る為に各種溶剤,活性炭に就いて総括容量係数を測定し,入口濃度,Re数などの諸因子との関係を求めた.ベンゼン,アセトン等7種の溶剤と活性炭を使用した実験によって出口濃度の時間的変化,即ち破過曲線を測定し,それと吸着平衡から総括容量係数を算出,これに及ぼすRe数および,入口濃度の影響を検討して,それらの影響は粒内拡散が主として吸着鯛で行なわれること,そして粒内拡散の速度か粒内表面濃度と粒内平均濃度との差に比例すること等と考えると,よく説明できることを,明らかにした.また実験で得られた粒内物質移動係数は,夫々の系に就いて吸着係数βに関係なく大体一定していること,粒内拡散機構としては,表面拡散が受配的であること等の結論を得たと述べている.