抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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制がん剤を動脈内に持続的に注入した時の,動脈壁の変化,全身血液の凝固,線溶系の変動および用いたポリエチレン管の開通性について検討した.実験動物としてウサギを用い,制がん剤としてはニトロミン,メソトレキセート,トヨマイシン,5-フルオルウラシルを用いた.動脈内持続注入側では血栓形成,内皮細胞の脱落,内弾性板の中膜よりのはく離,断裂,中膜にはその肥厚を菲薄化,出血巣,弾性線維の断裂,消失および形の不整を認めた.さらに,凝固・線溶系活性の亢進をも認めた.またポリエチレン管はほぼ5日間で閉そくした,よって制がん剤の動脈内持続注入療法は血栓の形成および血栓の塞栓から,2週間が適当な持続期間であると考える:参103