抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ペンズイミダゾールの植物成長物質としての作用を研究するために放射能性炭素で標識したものが必要になった。これまで〔2-
14C〕-ペンズイミダゾールの合成法としてはo-フェニレンジアミンと〔1,2-
14C〕-酢酸を原料とするRosemannの方法が知られている。WagnerとMilletによればo-フェニレンジアミンと濃ぎ酸から非放射性のペンズイミダゾールがよい収量で得られるが,
14Cで標識した水を含まぬぎ酸を得るのは困難なので放射合成には適さない。〔8-
14C〕-プリンの合成法から類推してo-フェニレンジアミンを塩酸および〔
14C〕-ぎ酸ナトリウムと処理するとジアミンのホルミル誘導体が生成する。これを溶媒と共に煮沸すると〔2-
14C〕-ベンズイミダゾールが得られる。同位体の希釈を防ぐには封管中で反応させればよい。収量は理論値の80~84%である;参4(安部文)