抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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Vicia faba(ソラマメ)の葉から調製した葉緑体はpH6.0の塩溶液中で光誘導H
+とりこみを示す。光に当てて20±2secでこの過程は定常状態に達する。葉緑体はクロロフィル1mg当り0.6μmoleのH
+を蓄積する。すると膜の両側でpH3ほどの差ができる。H
+とりこみはフェナジンメト硫酸で促進され,ジクロルフェニルメチル尿素,アンカップラー(メチルアミン,フロリジン,NH
4Cl),Ag
+,P
-クロロメルクリ安息香酸などで阻害される。電気透析で脱イオンした葉緑体はH
+をとりこまない。チラコイドの内側にある陰イオン性基がH
+を受取っていると推定;写図7参29