抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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木酢液中に存在する多核芳香族炭化水素のうち,発がん性に関係ある3,4-ベンゾピレン,1,2,5,6-ジベンゾアントラセンおよび3-メチルクロルアントラセンの検出を行ない,木酢液から発がん性物質を有しないくん煙香料の精製方法を検討.検出は薄層クロマトグラフィーにより,Merck社のKieselgelHを250μの薄層とし,150°C1時間加熱して使用した.展開はn-ヘキサン,o-ジクロルベンゼン,ピリジンの10:1:0.5の混合溶媒で行なった.またくん煙香料の精製を検討し,木酢液のベンゼン抽出物(1.5~1.7%)を蒸留し,その85~87%の留出物を得て,くん香に関与しない木タールを除去し得ることを示唆:参4