抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ボヘミア地塊のグラニュライトは,すべてモルダヌビア帯に含まれる。オーストリアでは,グラニュライトはつぎの7つの岩体からなり,正片麻岩を伴う。1)Poechlarn-Wieselburg,2)DunkelsteinWald,3)Zoebing,4)St.Leonhard am Horner Wald,5)Goepfritz,6)Gross Siegharts,7)Langau。各岩体の構造は一致せず,モルダヌビアーモラビア押しかぶせ断層の付近では,これに平行な構造となっている。石英に富み,輝石をほとんど含まないものと,輝石を含むものとがある。それぞれの鉱物組合せは,アルカリ長石-斜長石-ざくろ石±黒雲母±らん晶石,アルカリ長石-斜長石-斜方輝石±ざくろ石±黒雲母,アンチパーサイト-斜方輝石±ざくろ石±黒雲母,斜長石-斜方輝石-ざくろ石(±黒雲母),斜長石-単斜輝石-ざくろ石(±スピネル)で,きん青石はない。上記の2)および4)の岩体には,エクロジャイトを伴うざくろ石かんらん岩がある;写図1参30