文献

J-GLOBAL ID：201602200237492478   整理番号：16A0314460

大東文化大学東松山キャンパス周辺で発生したハグロケバエ

A Bibionid fly species in the Higashi-Matsuyama campus, Daito Bunka University

著者 (2件)： HASHIMOTO Minori (Daito Bunka Univ., Saitama, JPN) ,  TERATA Kohji (Daito Bunka Univ., Saitama, JPN)
資料名： 大東文化大学紀要 自然科学  (Bulletin of Daito Bunka University)
号： 54  ページ： 33-42  発行年： 2016年03月31日 
JST資料番号： L7854A  ISSN： 0912-2346  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 大東文化大学総合グラウンド上に大量発生したフルカ(ケバエ)の一種は,全身黒ずくめの大型個体のみで,全個体の翅の前縁の外部に明瞭な黒紋があることから,ハグロケバエ(Bibio tenebrosus Coquillet)一種と同定された。雄の群飛の規模は,いつも午前で最大であった。大群飛から遅れて,正午近くから小数の雌があらわれ,交尾が行われる。雌の性比は極端に小さく,20パーセントであった。交尾相手を探す雄の競争は非常に激しいものになる。頭幅,胸幅と胸部の長さに関する形態解析の結果,性的二型であることが確認され,今までに報告されている結果と同じであった。雌と雄は目の大きさの違いが頭幅にも影響し,雄の頭部が雌より大きかった。雌と雄の胸部の長さの平均値にも有意な差があり,雌の方が大きかった。(著者抄録)

シソーラス用語： *双翅類 ,  埼玉県 ,  生物分類 ,  雌性 ,  雄性 ,  交尾 ,  特性 ,  *発生 ,  *発生生態 ,  生態系
準シソーラス用語： *ハグロケバエ ,  Bibio tenebrosus ,  ハエ目 ,  東松山市 ,  交尾行動 ,  形態的特徴 ,  *大量発生

分類 (1件)： 個体群生態学  (EE03030S)

タイトルに関連する用語 (2件)： キャンパス ,  周辺