抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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野菜の硝酸イオン含有量はヒトの健康の関心事になっている。農作物の正確で高速な組織(根,幹または葉柄)試験は,肥料所要量を解析して,肥料効率を最大にするための有用なツールである。したがって,新鮮な野菜ジュースの硝酸イオン濃度を,イオン対超高速液体クロマトグラフィ(IP-UPLC)を用いて測定した。pH6.2でイオン対試薬として0.15mMのテトラブチルアンモニウムクロリド,0.1%(w/v)の酢酸アンモニウムおよび5%(v/v)のメタノールを含む移動相を有するC18カラムで,分離を実施した。クロマトグラムを220nmで検出した。IP-UPLCクロマトグラムを8分で得て,それは,同じ試料の完全なイオンクロマトグラフィー(IC)クロマトグラムを得るのに必要な時間より39分短かった。0.9996のR
2によって証明されるように,硝酸イオンに関するこの方法の線形性は高かった。新鮮な野菜ジュースの硝酸塩スパイクされた試料において,回収比率は継続して100%に近づいた。さらに,いかなる浄化されていない予備試料で得られたIP-UPLC結果も,0.999(n=10)の相関係数(R)のICによって得られたものと基本的に同一であった。