文献
J-GLOBAL ID:201602200723180453   整理番号:16A0269120

超低磁心損失・高鉄濃度軟磁性合金「NANOMET」の最新研究開発動向

The Latest Research and Development Trends of Super-Low Core-Loss and High Fe-Content Nanocrystalline Soft Magnetic Alloy “NANOMET”
著者 (1件):
資料名:
巻: 55  号:ページ: 89-96 (J-STAGE)  発行年: 2016年 
JST資料番号: F0163A  ISSN: 1340-2625  CODEN: MTERE2  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
素材技術先導プロジェクト超低損失磁心材料技術領域で行われているFeSiBPCuナノ結晶軟磁性合金ナノメットの基礎研究と応用実証の現状などを紹介した。ナノメットの特徴は,珪素鋼板に匹敵する1.8~1.9Tの高い飽和磁束密度と低い磁心損失である。基礎研究では,高飽和磁束密度と超低磁心損失を両立するナノメットの原子構造,合金組織,ナノ結晶化機構の理解を深めた。一方,応用実証研究では,省エネモータの試作,電子部品用の粉末材等について,企業との協業により出口戦略を展開した。拠点形成については,最先端の分析機器を配備し研究環境を整備して,ヒトと知識の集積を行った。地域連携研究フォーラムを通じてネットワーク作りをした成果を生かしてゆく。直近に設立された東北大学と大手5社とのベンチャー東北マグネットインスティテュートが鍵を握っている。軟磁性ナノ結晶合金であるナノメットのスピンオフとして,Feの一部をNiに置換した合金を研究した結果,L10FeNi相を含む硬質磁性合金(隕石磁石)の開発に成功した。ナノメットおよび完全レアアースフリー磁石の開発は,磁性材料分野において産業界を巻込んで21世紀の骨格を担う重要な役割を果たす。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
磁性材料  ,  磁気的性質 

前のページに戻る