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J-GLOBAL ID:201602200776977175   整理番号:16A0299550

寒帯林環境における気相と粒子相化学組成に対するサブミクロエアロゾルの吸湿特性

Relating the hygroscopic properties of submicron aerosol to both gas- and particle-phase chemical composition in a boreal forest environment
著者 (15件):
資料名:
巻: 15  号: 20  ページ: 11999-12009 (WEB ONLY)  発行年: 2015年10月 
JST資料番号: U7039A  ISSN: 1680-7316  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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寒帯林環境における15~145nm粒子の吸湿性測定を,2013年春のPEGASOS(欧州気相-エアロゾル気候相互作用研究)研究期間に2台の吸湿性タンデム微分型静電分級(HTDMA)システムを使用して実施した。サイズ非分画粒子の化学組成測定を,吸湿性測定と並行し,高分解能エアロゾル質量分析計(HR-AMS)を使用して実施した。平均的に粒子の吸湿性成長因子は,午前から午後にかけて増加する。蓄積モード粒子のケースでは,この挙動の主たる理由は粒子相における有機物に対する硫酸塩比率の増加と有機物の酸化レベル(O:C比)の増加による。逆Zdanovskii-Stokes-Robinson(ZSR)混合則を利用して,有機物のO:C依存吸湿性成長因子(HGForg)の利用は,測定されたHGFとHR-AMS組成データを基礎とした予測HGF間の一致を改善する。有機物酸化レベルとは別に,ZSR混合則を使用して無機化学種の影響を試験し,エアロゾル中の有機物の吸湿性成長因子を推定した。蓄積モードとAitkenモード粒子はバルクのエアロゾル組成データにより良く予測される一方,核化モード粒子の吸湿性はほとんど相関しない。しかしながら,核化モード粒子の吸湿性は凝縮可能蒸気の気相濃度により敏感であることを見出した:気相中での硫酸濃度が上昇すると核化モード粒子の吸湿性は高くなる。どの様なサイズの粒子のHGFも極端に低い揮発性の有機物濃度(ELVOC)との間に明確な依存性は見られない。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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雲と降水の微物理  ,  粒状物調査測定 
タイトルに関連する用語 (5件):
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