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J-GLOBAL ID：201602200782724076   整理番号：16A0194286

修復家にスキャナが必要か? キャンバス絵画の診断における光学的方法

Does restorer need a scanner? Optical methods in canvas painting diagnostic.

著者 (2件)： GORECKA Katarzyna (Acad. Fine Arts in Warsaw, Warsaw, POL) ,  RZESZUTEK Aleksandra (Acad. Fine Arts in Warsaw, Warsaw, POL)
資料名： Proceedings of SPIE  (Proceedings of SPIE)
巻： 9662  号： Pt.1  ページ： 96622D.1-96622D.8  発行年： 2015年 
JST資料番号： D0943A  ISSN： 0277-786X  CODEN： PSISDG  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 文化遺産の保護のためには,ディジタル保存と処理という新しい技術を用いた照合や棚卸が必要となる。本論文では,ワルシャワ美術アカデミー等で進行中の保存プロジェクトで例示されている,レーザスキャナに関する2つの方法を提案した。保存管理者の観点から,レーザスキャナはそれほど急速ではないがキャンバス絵画の診断と保全に対して,日常の作業ツールとして不可欠になっている。提案した第1の方法は,大きな寸法の絵画の検査のために,例えば10m以上の長距離から位相検出飛行時間型(TOF)スキャナを用いる方法であり,これにより精度2~3mm,標準偏差mm以下で距離を測定できた。もう一方は,寸法の小さな絵画に適用する小型の三角測量スキャナであり,この場合は7μmの精度を実現した。この装置を用いて得た計測値データは絵画の保存の目的に適していた。これらのスキャナによって絵画の表面の輝度を登録でき,またレーザヘッドにカメラを連動させることで色彩を登録することができた。

シソーラス用語： 修理 ,  *走査装置 ,  帆布 ,  *絵画 ,  *診断 ,  資産 ,  比較 ,  棚卸 ,  レーザスキャナ ,  時間 ,  三角測量 ,  輝度
準シソーラス用語： カンバス ,  *スキャナ ,  修復 ,  照合 ,  飛行時間 ,  文化遺産

分類 (3件)： 図形・画像処理一般  (JE04010I) ,  レーザの応用  (BD04100V) ,  計測機器一般  (AD02000X)

タイトルに関連する用語 (6件)： 修復 ,  スキャナ ,  キャンバス ,  絵画 ,  診断 ,  光学