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J-GLOBAL ID：201602200791988140   整理番号：16A0405219

粘着テープ引きはがし時に発生するアコースティック・エミッションを利用した木材表面の毛羽立ちの程度の評価

著者 (5件)： 古川隼人 (京大 農) ,  藤原裕子 (京大 大学院) ,  簗瀬佳之 (京大 大学院) ,  澤田豊 (京大 大学院) ,  藤井義久 (京大 大学院)
資料名： 日本木材学会大会研究発表要旨集(完全版)(CD-ROM)  (日本木材学会大会研究発表要旨集(CD-ROM))
巻： 66th  ページ： ROMBUNNO.F27-05-1130  発行年： 2016年03月03日 
JST資料番号： L1221B  ISSN： 1349-0532  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 木材加工面の欠点である毛羽立ちの定量的な評価方法は存在せず,本研究では粘着テープにより木材表面の毛羽を剥離・変形させるとアコースティック・エミッション(AE)が発生すると仮定し,それにより毛羽立ちの程度の評価が可能か検討した。ブナとスギそれぞれ5枚の小試片を異なる粒度の研磨紙で研削してテープを貼りつけ,一定速度で引きはがす際のAEを計測し,使用したテープのマイクロスコープによる撮影画像を処理して付着物(毛羽)を抽出した。AE事象数とテープの付着物数に正の相関が認められたことから,本実験で検出されたAEは,テープの引き剥がしと共に木材表面の毛羽が剥離する際の微少破壊に関係するものであることが示唆された。AE事象数には粒度による違いも認められ,テープ引き剥がし時のAEから木材表面の毛羽立ちの評価を行える可能性が示唆された。(著者抄録)

シソーラス用語： 剥離 ,  *粘着テープ ,  *アコースティックエミッション ,  *表面 ,  *木材 ,  *毛羽 ,  加工面 ,  ブナ ,  スギ ,  研磨紙 ,  顕微鏡 ,  画像 ,  家具 ,  接着剤
準シソーラス用語： マイクロスコープ ,  視覚特性 ,  接着性 ,  *定量的評価

分類 (1件)： 製材・加工  (FF05032S)

タイトルに関連する用語 (6件)： 粘着テープ ,  エミッション ,  木材 ,  毛羽立ち ,  程度 ,  評価