文献

J-GLOBAL ID：201602200852177167   整理番号：16A0366103

気候変動に対応した循環型食料生産等の確立のためのプロジェクト-高精度リモートセンシングによるアジア地域熱帯林計測技術の高度化-アジア地域熱帯林における森林変動の定量評価とシミュレーションモデルの開発-第2編 アジア地域熱帯林における森林変動の定量評価とシミュレーションモデルの開発 第2章 炭素排出量変動シミュレーションモデルの開発 3 土地利用シミュレーションモデルの開発

著者 (4件)： 宮本麻子 (森林総合研) ,  松浦俊也 (森林総合研) ,  倉島孝行 (森林総合研) ,  佐野真琴 (森林総合研)
資料名： 農林水産省農林水産技術会議事務局研究成果  (農林水産技術会議事務局研究成果)
号： 560  ページ： 40-46  発行年： 2016年03月31日 
JST資料番号： S0070A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 他の細部課題の成果などから,土地利用情報データセットを構築した。また炭素排出量変動を予測するため,森林減少ポテンシャルマップと量,場所の森林減少シナリオを作成し,モデル流域の炭素排出量を算出する土地利用シミュレーションモデルを開発した。算出された炭素クレジットと,森林開発の結果得られるキャッサバとゴムの生産による便益の比較を行った。キャッサバの場合,炭素クレジットが対象地域に配分されるしくみがあれば森林減少を抑制しうることがわかった。ゴム林の場合,セーフガードの観点から地元住民の利益を守るためには,企業との間の利益分配に工夫を施す必要のある事がわかった。(著者抄録)

シソーラス用語： *森林 ,  *土地利用 ,  *二酸化炭素排出量 ,  シミュレーションモデル ,  カッサバ ,  天然ゴム ,  *費用効果分析 ,  利益分配 ,  企業 ,  住民 ,  保障措置 ,  アジア
準シソーラス用語： 森林開発 ,  森林減少 ,  炭素クレジット

分類 (4件)： 森林生物学一般  (FF02010T) ,  土地利用一般,地域制  (RD02010Z) ,  環境問題  (SA01020V) ,  利益管理  (KA05030A)

引用文献 (1件)：

• Kurashima T., Matsuura T., Miyamoto A., Sano M., Tith B. Chann S. (2014) Changes in Income Structure in Frontier Villages and Implications for REDD+ Benefit Sharing. Forests 5(11):2865-2881.

タイトルに関連する用語 (16件)： 気候変動 ,  循環 ,  食料生産 ,  プロジェクト ,  リモートセンシング ,  アジア ,  地域 ,  熱帯林 ,  計測 ,  高度化 ,  森林 ,  定量評価 ,  シミュレーションモデル ,  開発 ,  炭素排出量 ,  土地利用