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J-GLOBAL ID:201602201012449979   整理番号:16A0299634

上部対流圏の粘性有機エアロゾル粒子:拡散率-支配の水吸収と氷核形成?

Viscous organic aerosol particles in the upper troposphere: diffusivity-controlled water uptake and ice nucleation?
著者 (24件):
資料名:
巻: 15  号: 23  ページ: 13599-13613 (WEB ONLY)  発行年: 2015年12月 
JST資料番号: U7039A  ISSN: 1680-7316  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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α-ピネンの酸化で生成した二次有機エアロゾル(SOA)材料中と,多くの有機と無機のモデル混合物(3-メチルブタン-1,2,3-トリカルボン酸(3MBTCA),レボグルコサン/NH4HSO4,ラフィノース)中での水拡散の新しい測定法を示した。これらは,水の拡散係数がエアロゾル物質の幾つかの特性で決まり,ガラス転移温度や弾力特性からは推定できないことを示した。著者等の結果は,SOA粒子中の水拡散が,しばしば想定されるより速く,220K以上の温度での水の吸収と放出に大きな速度論的限界をもたらさないことを示唆した。水の速い拡散は,ガラス状核への不均一系氷核形成が,これらの系で殆どないことを示唆した。220K未満の温度では,SOA粒子のモデルシミュレーションは,不均一系氷核形成が,速い上昇気流速度を経験するとき液体シェル中に組込まれたままのガラス状核の上で浸漬モードで起こる可能性を示唆した。均一な氷核形成閾値に達する前に,粒子外層が気相湿度と容易に平衡となるように,粒子の外層を可塑化するこうした上昇気流過程で,粒子はかなりの量の水を吸収した。従って,ガラス形成は,均一系氷核形成を制限しそうになかった。非常に高い熱帯圏界面近くの最も極端な条件のみが,均一系氷核形成の速度係数を遅い凝縮相水拡散により低下した。拡散により制限ないしは非制限の挙動の違いは,非常に高い熱帯圏界面でも小さく,凝縮相での水拡散性は,対流圏条件でのSOA粒子の直接気候影響に大きな結果をもたらすことはなさそうであった。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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対流圏・成層圏の地球化学  ,  雲と降水の微物理 

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