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J-GLOBAL ID:201602201075306620   整理番号:16A0196458

健忘性軽度認知障害における代謝バイオマーカーとしての後帯状皮質乳酸

Posterior Cingulate Lactate as a Metabolic Biomarker in Amnestic Mild Cognitive Impairment
著者 (11件):
資料名:
巻: 2015  号: Neuroscience  ページ: 610605 (WEB ONLY)  発行年: 2015年 
JST資料番号: U7008A  ISSN: 2314-6133  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ミトコンドリア機能障害はアルツハイマー病(AD)スペクトルの病態形成内の中心的因子である。筆者らは,解糖の副産物である乳酸(lac)のin vivo測定値が,15の健忘性軽度認知障害(aMCI)個人のコホートにおける機能障害と,脳健康の測定値と相関するかもしれないとの仮説を立てた。lacを二次元J分解磁気共鳴分光法(MRS)を用いて楔前部/後帯状皮質(PPC)より定量した。加えて,aMCI疾患進行の標準的行動およびイメージングマーカーを得た。PPC lacは,灰白質,脳脊髄液容量,そして年齢を考慮した後でも,ウェクスラー論理的記憶検査に関する,そしてミニメンタルステート検査に関するパフォーマンスと負の相関があった。そのような関連は,lacと非記憶検査との間では見られなかった。有意な負の関連が,PPC lacと海馬容量およびPPC機能的結合性の間でも認められた。併せて,これらの結果は,より大きな疾患進行を伴うaMCI個人がPPC lac濃度の増加を示すことを明らかにする。lacはミトコンドリア障害に対する補償的反応として上方調節されるので,筆者らは,lacのJ分解MRSが,非侵襲性で,傷害された代謝機能の代用バイオマーカーであり,脳代謝を標的とする治療試験の間のミトコンドリア機能の追跡の有用な手段を提供するであろうことを提唱する。(翻訳著者抄録)
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