抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
スギ材,ヒノキ材の劣化厚を調査することにより,木製ダムの施工後の経過年数,木製ダム内の木材の設置位置,木製ダム設置個所の気温条件,木材の加工形態,木材の種類といった要因が,木製ダムに使用された木材の劣化に与える影響を明らかにした。設置個所の平均気温差による影響はほとんどなく,施工後の経過年数,越流のあった箇所での設置位置,丸棒加工の有無および樹種といった要因が劣化に影響をあたえていることが示唆された。今後は,これらの諸要因に対応した,木製ダムの部材劣化に関するデータをさらに蓄積し,制度の高い劣化予測法を確立する必要がある。