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J-GLOBAL ID:201602201309820226   整理番号:16A0153438

飼料用米および麦と茶葉を組み合わせた肥育豚の暑熱対策技術の開発(第6報)-県内養豚農家における農家実証試験(II)-

著者 (8件):
資料名:
号: 51  ページ: 29-33  発行年: 2015年 
JST資料番号: Y0259A  ISSN: 0912-3776  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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前報では,県内養豚農家の肥育豚舎において,肥育後期に飼料中のトウモロコシを減らし,飼料用米40%,大麦15%および製茶加工残さ1%を配合した飼料を利用して,暑熱期(夏季)における肥育豚への給与試験を実施したところ,トウモロコシ主体の慣行飼料と比べて飼養成績は遜色なく,枝肉成績や肉質成績が改善されることを報告した。そこで,本報では,飼料用米の配合割合を更に増やした飼料での肥育試験を行った。慣行区は,肥育前期,後期ともトウモロコシ主体の慣行飼料を不断給与したのに対し,試験区では,肥育前期には慣行飼料に製茶加工残さを2%配合したものを,肥育後期には,国産飼料用米(玄米)46%,大麦5%および製茶加工残さ1%を配合した飼料を肥育後期豚に不断給与した。なお,両区の飼料は,成型処理(直径3mm×長さ1cm)をして給与した。試験の結果,夏季から秋季に実施した農家では,背脂肪厚(背)が試験区の雌で薄くなり,枝肉重量等ほかの項目は同等であった。秋季期間に実施した農家では,試験区で枝肉重量が多く,背脂肪厚(腰)が肥大した(P<0.05)。肉質成績では,水分,粗脂肪,粗蛋白質の成分や保水力,剪断力価等の物理性は慣行区と試験区で同等だが,背脂肪内層の脂肪酸組成では,試験区でリノール酸が低くなった(P<0.05)。ロース肉の遊離アミノ酸では,試験区でトレオニン含量が高くなった(P<0.05)。官能評価では試験区で「香り」,「食感」で好まれる結果となった。(著者抄録)
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
豚  ,  飼料一般  ,  生肉の品質と処理 

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