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J-GLOBAL ID：201602201316819993   整理番号：16A0028694

中国の校弁企業に関する研究報告

Research Report on University Initiated Ventures in China

著者 (1件)： WU Zhiliang (日本工大)
資料名： 日本工業大学研究報告  (Report of Researches. Nippon Institute of Technology)
巻： 44  号： 4  ページ： 841-850  発行年： 2015年05月25日 
JST資料番号： S0702A  ISSN： 0389-2514  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 中国の校弁企業は,大学が経営と管理の責任を負う企業のことで,大学には出資金額に応じて配当金が入り,大学の教育経費に充てることもできる。本稿では,中国の「校弁企業」を紹介し,次に「校弁企業」の一つである昂立集団について述べた。具体的には,まず校弁企業の背景と現状を述べ,背景には中国政府の「科教興国」の思想があり,現状では中国に進出している欧米や日本企業の研究開発センターの多くは,地元の大学との連携を深めていることや,中国の研究開発がますます重要視されるようになってきていることなどを述べた。次に,上海交通大学昂立集団について,バイオテクノロジーを用いた健康飲料の愛用者数400万人以上を有すヒット商品を製造販売していることなどを述べた。最後に「校弁企業」と日本の大学発ベンチャーとの相違点を整理し,校弁企業に比べて,日本の大学発ベンチャーの範囲が広いこと,校弁企業は大学の出資が原則となっているのに対し,日本では国立大学法人が原則出資できないことなどを述べた。

シソーラス用語： *中華人民共和国 ,  *産学協同 ,  *企業経営 ,  ベンチャービジネス ,  制度 ,  投資 ,  大学 ,  研究
準シソーラス用語： 産学連携 ,  *中国 ,  科学研究

分類 (1件)： 経営工学一般  (KA01010C)

タイトルに関連する用語 (4件)： 中国 ,  企業 ,  研究 ,  報告