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J-GLOBAL ID：201602201316841646   整理番号：16A0305956

会話が有効視野の範囲に与える影響に関する研究

著者 (3件)： 高野暁秀 (東海大) ,  西口宏美 (東海大) ,  辛島光彦 (東海大)
資料名： 東海大学紀要 情報通信学部(CD-ROM)  (Proceedings of the School of Information and Telecommunication Engineering, Tokai University (CD-ROM))
巻： 8  号： 1  ページ： 16-23  発行年： 2015年09月30日 
JST資料番号： L7323B  ISSN： 2185-5587  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年,スマートフォンの普及により自動車運転中に使用し,事故を起こす危険が増えている。最近,ハンズフリー機能により,スマートフォンを見ること無く会話ができるようになっている。本稿では,このようなハンズフリー会話が有効視野の範囲に与える影響を調べた。その結果,上限のある注意量が会話により視覚情報の認知処理に影響を与え,反応時間が遅延する傾向がみられることが分かった。また,認知負荷が高まった際,反応時間のより一層の遅延に加え,有効視野の縮小も見られた。この結果,ハンズフリー機能を使用した会話でも,十分な視覚情報の認知処理を妨げる可能性があることが示唆された。

シソーラス用語： *スマートフォン ,  運転 ,  *自動車事故 ,  会話 ,  *電話機 ,  設計 ,  視覚 ,  反応時間 ,  視野 ,  負荷 ,  認識
準シソーラス用語： *ハンドフリー電話 ,  視覚情報デザイン ,  自動車運転 ,  認知負荷 ,  有効視野

分類 (1件)： 自動車事故,交通安全  (TB01050G)

タイトルに関連する用語 (3件)： 会話 ,  有効視野 ,  研究