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J-GLOBAL ID:201602201338905214   整理番号:16A0100723

光化学的及び電気化学的CO2還元に代わるギ酸塩及びメタノールへのCO2水素化

CO2 Hydrogenation to Formate and Methanol as an Alternative to Photo- and Electrochemical CO2 Reduction
著者 (6件):
資料名:
巻: 115  号: 23  ページ: 12936-12973  発行年: 2015年12月09日 
JST資料番号: B0256A  ISSN: 0009-2665  CODEN: CHREAY  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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太陽エネルギーを用いた水素(太陽燃料)の生産能は近年,著しく進歩したが,その貯蔵及び輸送の問題はまだ未解決である。本論文は,太陽燃料生産のための別のアプローチとして,太陽エネルギーを利用したH2生成と結合したCO2リサイクル触媒によるCO2水素化に基づく太陽燃料生産に関するレビューである。最初に,CO2のギ酸への水素化触媒を,ホスフィン配位子,ピンサー配位子またはN-複素環カルベン配位子を含む触媒ならびにプロトン応答性配位子を含む(あるいは含まない)半サンドイッチ触媒に分けて論じた。次に,ホスフィン配位子を含む錯体など種々の金属錯体を触媒とするギ酸の脱水素反応について論じた。続いて,CO2とギ酸の相互転換を温度,圧力またはpHによる可逆的H2貯蔵制御の観点から論じた。最後に,CO2のメタノールへの水素化に関する最近の進歩を,1)ギ酸塩,炭酸塩,カルバメート及び尿素誘導体の水素化,2)ギ酸の触媒的不均化,3)CO2のメタノールへのカスケード触媒,4)CO2のメタノールへの直接水素化,に分けて示した。
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
均一系触媒反応  ,  電気化学反応  ,  光化学反応  ,  太陽エネルギー 

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