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J-GLOBAL ID:201602201399967247   整理番号:16A0301497

関東平野北部における地下温度の高温域の構造と変化

Subsurface high temperature distribution and change in the northern Kanto Plain
著者 (4件):
資料名:
巻: 58  号:ページ: 47-62  発行年: 2016年02月29日 
JST資料番号: Z0799A  ISSN: 0913-4182  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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関東平野北部の群馬県館林周辺には,従来から高地下水温域の存在が指摘されていたが,筆者らの先行研究(宮越ほか,2003)により,高温域の変化が示唆された。そこで本研究では,地下温度分布の現状を把握し,高温域の経年的な変化とその要因を検討した。高温域は館林の西方と東方に分かれて分布し,これらに挟まれた地域に低温域が確認された。本研究(測定年:2010年)と既存研究による過去の地下温度情報(同:1950~1970年代および2000年)の比較から,地下浅部には温度上昇が確認され,都市化等に起因した地表面付近の温度上昇や浅部の地下水流動の影響が考えられた。これに対して,地下深部では館林周辺地域において温度低下が確認され,その分布は低水理水頭部と概ね一致した。これらの結果から,館林周辺においては,地下水開発の影響によって地下温度が長期的に低下していると考えられた。(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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地質学一般  ,  地下水学 
引用文献 (25件):
  • 貝塚爽平・小池一之・遠藤邦彦・山崎晴雄・鈴木穀彦(2000):日本の地形4関東・伊豆小笠原.東京大学出版会,349p.
  • 鴨志田剛久・濱本昌一郎・川本 健・榊 利博・小松登志子(2013):異なる水分条件を有する砂の熱特性:粒子の粒径・形状,および石英含有率の影響.土壌の物理性,124,11-16.
  • 環境省水・大気環境局(2013):平成24年度全国の地盤 沈下地域の概況.http://www.env.go.jp/water/jiban/gaikyo/gaikyo24.pdf(2014年12月閲覧)
  • 群馬県衛生環境部(1993):平成4年度地盤沈下地質調査総括報告書.群馬県,146p.
  • 群馬県環境生活部環境保全課(1999):群馬県地盤変動量調査報告書(平成9年観測成果).群馬県,59p.
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