抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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2013年に,消費者調査によって収集したデータを分析し,消費者の商店街に対する意識と利用実態を明らかにした。その分析結果の信頼性を確保するために,2014年および2015年に,同様の消費者調査の結果を分析し,経時的な変化を比較することにより,消費者の商店街に対する意識と利用実態について改めて考察した。3年間におよぶ調査結果を検証したところ,2013年調査の結果が妥当であることを明らかにした。すなわち,1)商店街の業種・業態が不足している,2)消費者の商店街に対する認識・関心が低い,3)個人経営の店舗はほとんどが厳しい状況にある,4)小売ミックスのほぼすべての要素において大型店よりも総合的な評価が低い,5)強みであるはずの「店員とのコミュニケーションの取りやすさ」も十分に活用されておらず,消費者の評価につながっていない,ということを改めて確認した。