文献
J-GLOBAL ID:201602201431424358   整理番号:16A0204517

ビタミンD結合蛋白質は慢性腎疾患を持つ患者におけるビタミンD欠乏に含まれない

Vitamin D Binding Protein Is Not Involved in Vitamin D Deficiency in Patients with Chronic Kidney Disease
著者 (7件):
資料名:
巻: 2015  号: Nephrology  ページ: 492365 (WEB ONLY)  発行年: 2015年 
JST資料番号: U7008A  ISSN: 2314-6133  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
[目的]本研究は,25-OH D<sub>2</sub>と25-OH D<sub>3</sub>の分離測定を用いたビタミンD状態,および慢性腎疾患(CKD)を持つ患者と長期血液透析患者(HD)におけるビタミンD結合蛋白質(VDBP)に対するその関係性を評価するために設計された。[方法]45人のCKD患者,103人のHD患者,および25人の対照(C)を含めた。クロマトグラフィーを用いて血漿ビタミンD濃度を,酵素免疫測定法を用いてCKDの血清および尿におけるVDBPを測定した。[結果]血漿ビタミンDレベルはC(48.72±18.35ng/mL)に対してCKD(30.16±16.74ng/mL)およびHD(18.85±15.85ng/mL)において低く(P<0.0001),25-OH D<sub>3</sub>がビタミンDの優勢な型だった。血清VDBPは,C(222±87.6ug/mL)およびHD(213.8±70.9ug/mL)に対してCKD(273.2±93.8ug/mL)において高かった(P=0.0003)。ビタミンD/VDBP比は,Cにおいて最高であり,HDにおいて最低だった。しかしながら,ビタミンDとVDBPの間に相関性は無かった。CKD(0.25±0.13ug/mL)におけるVDBPの尿中濃度は,蛋白尿症と相関した(r=0.43,P=0.003)。[結論]ビタミンDの血漿レベルは,CKD患者,特にHD患者において減少した。25-OH D<sub>3</sub>はビタミンDの主要な型だった。VDBPの尿中喪失にもかかわらず,CKD患者は高い血清VDBP濃度を示したが,このことは代償性増強産生を示していた。BDBPはビタミンD欠乏に含まれない。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
ビタミンD  ,  蛋白質・ペプチド一般  ,  泌尿生殖器の疾患 
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る