抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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エンジンは,燃料,流動,伝熱,トライポロジー,動力伝達,状態計測,制御など種々の技術が集積したシステムで,エンジンの内部現象は非定常な複合要素の集合体であると言える。本文ではエンジンの燃焼技術に関して国立研究法人産業技術総合研究所(産総研)で進めている研究開発項目のうち,X線技法による燃料噴霧計測技術,プラズマ支援燃焼手法,エンジン燃焼制御,並びに燃焼排気物の解析,の4項目を取り上げて,研究の目的と現状並びに特徴などを紹介した。産総研では各自動車メーカが直面している競争前領域における共通的な課題などの業界ニーズを正確に捉え,次世代自動車エンジンに対する先進技術の開発に向けた基礎的,先進的研究に対し種々の分野を融合して取り組んでいる。