文献

J-GLOBAL ID：201602201445835660   整理番号：16A0181369

N,N’-(ピロメリットイル)-ビス-S-バリンに基づいた潜在的に生分解性なポリ(アミド-イミド)ナノ複合材料におけるカルボン酸官能化MWCNTの役割:調製,熱的および形態学的性質

Role of Carboxylic Acid-Functionalized MWCNTs in Potentially Biodegradable Poly(Amide-Imide) Nanocomposites Based on N,N′-(Pyromellitoyl)-bis-S-valine: Preparation, Thermal and Morphological Properties

著者 (3件)： ABDOLMALEKI Amir (Isfahan Univ. Technol., Isfahan, IRN) ,  MALLAKPOUR Shadpour (Isfahan Univ. Technol., Isfahan, IRN) ,  ROSTAMI Maryam (Isfahan Univ. Technol., Isfahan, IRN)
資料名： Polymer-Plastics Technology and Engineering  (Polymer-Plastics Technology and Engineering)
巻： 54  号： 15/17  ページ： 1653-1660  発行年： 2015年12月 
JST資料番号： B0866A  ISSN： 0360-2559  CODEN： PPTEC7  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本検討では,先ず,ポリマ主鎖中に光学活性セグメント(S-バリン)を有する潜在的に生分解性のポリ(アミド-イミド)(PAI)を,重合反応のコストと汚染を減らすため,縮合剤に亜りん酸トリフェニル(TPP)とグリーン溶媒にテトラ-n-ブチルアンモニウムブロミド(TBAB)を使って合成した。次いで,PAI/カルボン酸官能化多層カーボンナノチューブ(CA-MWCNT)バイオナノ複合材料(BNC)を調製するため,潜在的に生分解性のキラルなPAI中へCA-MWCNTを効率的に分散するのに単純な溶液混合法を使った。得られたBNCを様々な分析技法を使って特性化した。その結果,PAI中への微細なCA-MWCNT分散が,CA-MWCNT表面上のカルボキシル基とPAI鎖中のアミドとイミドのNH部分間の水素結合相互作用に因り達成された。また,超音波支援した溶液混合法はCNTの分散に有用であった。PAI中へのCA-MWCNTの添加そしてその微細な分散は,特に低い充填量(5~10wt%)では熱特性の改善につながっていた。更に,高いLOIに因り,そのBNCは自己消火性材料であり,熱界面材料,印刷回路基板,コネクター等々に使用可能である。

シソーラス用語： *ナノ複合材料 ,  強化熱可塑性プラスチック ,  *ポリアミドイミド ,  生分解性高分子 ,  分枝鎖アミノ酸 ,  試薬 ,  溶媒 ,  グリーンケミストリー ,  光学活性高分子 ,  *多層カーボンナノチューブ ,  官能化 ,  *混合 ,  *イオン液体 ,  *超音波応用 ,  水素結合 ,  分子間相互作用 ,  分散【dispersion】 ,  熱特性 ,  改良 ,  指数 ,  難燃性 ,  機能材料 ,  プリント基板 ,  コネクタ ,  脂肪族アミン ,  脂肪族カルボン酸 ,  第一アミン ,  カルボキシ基
準シソーラス用語： カルボキシル基 ,  LOI【酸素】 ,  グリーン溶媒 ,  *バイオ複合材料 ,  自己消火性 ,  縮合剤 ,  熱界面材料 ,  *溶液混合

分類 (6件)： その他の性質・試験  (YH02060V) ,  抵抗性  (YH02050K) ,  充填剤,補強材  (YH05030J) ,  強化プラスチックの成形  (YH04060J) ,  炭素とその化合物  (YB02060D) ,  その他の高分子材料  (YH07150C)

物質索引 (3件)： L-バリン ,  テトラブチルアンモニウムブロミド ,  亜りん酸トリフェニル

タイトルに関連する用語 (13件)： ビス ,  バリン ,  生分解性 ,  アミド ,  イミド ,  ナノ複合材料 ,  カルボン酸 ,  官能化 ,  MWCNT ,  役割 ,  調製 ,  形態学 ,  性質