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J-GLOBAL ID：201602201500933561   整理番号：16A0016504

美術館の建設で利用されるプラスチックから放出される揮発性有機化合物の発生ガス分析-ガスクロマトグラフィー-質量分析による分析と定量

Analysis and quantitation of volatile organic compounds emitted from plastics used in museum construction by evolved gas analysis-gas chromatography-mass spectrometry

著者 (2件)： SAMIDE Michael J. (Dep. of Chemistry, Butler Univ., Indianapolis, IN 46208, USA) ,  SMITH Gregory D. (Indianapolis Museum of Art, Indianapolis, IN 46208, USA)
資料名： Journal of Chromatography A  (Journal of Chromatography A)
巻： 1426  ページ： 201-208  発行年： 2015年12月24日 
JST資料番号： C0278B  ISSN： 0021-9673  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 芸術作品の展示,保存,及び輸送のために美術館で利用される建築資材は,文化財を潜在的に損傷する有害な汚染物を放出する傾向を持つかを評価する必要がある。Oddy試験として知られる金属腐食試験は,伝統的にこの目的で美術館で広く利用される。Oddy試験を拡大するために,一定の条件下での排気汚染物を定性的に同定する目的で発生ガス分析(EGA)と組み合わせたガスクロマトグラフィー(GC)質量分析(MS)検出に基づく機器サンプリング法を実行した。本法を文献で報告されている他の機器法と比較する。EGAサンプリング法のこの新規な適用は,迅速性,高感度,及び揮発性有機化合物(VOCs)の広い検出能を含めて従来の試験を超えるいくつかの利点をもたらす。また,報告された他の機器法と異なり,一定の条件下でアセテート樹脂とポリウレタンフォームによるVOCsの放出量を定量的に決定するために,外部キャリブレーション法とサロゲート応答係数と共にEGA法を用いた。EGAは,一般的なプラスチックの12種の型からの放出物の迅速な特性化に首尾よく利用された。EGAは,Oddy試験で時間とエネルギーをかけるより先にパフォーマンスの悪い材料を排除するための迅速な予備スクリーニング法として推奨される。本法は,経時的な有害な変化を体験する従来の試験によって以前に検査された建築材料の迅速な日常試験としても有用である。硬質膨張したポリ塩化ビニルのボードストックのバッチ追加注文についての事例研究を示す。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *揮発性有機化合物 ,  *発生気体分析 ,  *美術館 ,  *GC-MS分析 ,  定量分析 ,  腐食試験 ,  試料採取 ,  ポリウレタン ,  発泡プラスチック ,  化学物質 ,  ポリ塩化ビニル ,  *プラスチック
準シソーラス用語： ポリウレタンフォーム ,  サロゲート ,  硬質ポリ塩化ビニル

分類 (2件)： 有機化合物の各種分析  (CC08034J) ,  化学的性質  (YH02030O)

タイトルに関連する用語 (10件)： 美術館 ,  建設 ,  プラスチック ,  放出 ,  揮発性有機化合物 ,  発生ガス分析 ,  ガスクロマトグラフィー ,  質量分析 ,  分析 ,  定量