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J-GLOBAL ID:201602201600631201   整理番号:16A0356565

ギリシァからゲノミクスまでのゼニゴケ属の略史

A Brief History of Marchantia from Greece to Genomics
著者 (2件):
資料名:
巻: 57  号:ページ: 210-229  発行年: 2016年02月 
JST資料番号: W1897A  ISSN: 0032-0781  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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植物の知識は人類誕生の時代に遡るが,科学的な研究シーズとされるのは紀元前6~4世紀である。1542年にゼニゴケ(Marchantia polymorpha)の最初の確実な描写が印刷文献で示された。ゼニゴケ属の命名者を父に持つ植物学者Jean Marchant(1650-1738)はLichen petraeus stellatus(ゼニゴケの雌)を描写した。系統発生図から苔類とゼニゴケ綱の祖先は雌雄異株であることが予想される。1837年に,Franz Ungerがミズゴケの精液の運動性を記載した。1835年に,ゼニゴケの細胞構造の起源,発達,組織化の研究が注目された。外部環境因子に関しては,芽生化における極性試験でゼニゴケの背腹性分化が無性芽の位置に依存することが示された。1871年,Pfefferが無性芽発芽における光と水の必要性を実証した。1937年に調査したゼニゴケの可視化できた頂端細胞の数は1個のみ,及び潜在または明確に2個であった。
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分類 (1件):
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生物科学一般 
引用文献 (132件):
  • Allen, C.E. (1917) A chromosome difference correlated with sex differences in Sphærocarpos. Science 46: 466-467.
  • Allen, C.E. (1919) The basis of sex inheritance in Spheerocarpos. Proc. Amer. Philos. Soc. 58: 289-316.
  • Allen, C.E. (1934) A diploid female gametophyte of Sphaerocarpos. Proc. Natl Acad. Sci. USA 20: 147-150.
  • Allen, C.E. (1935) The occurrence of polyploidy in Sphaerocarpos. Amer. J. Bot. 22: 664-680.
  • Allen, C.E. (1945) The genetics of bryophytes. II. Bot. Rev. 11: 260-287.
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