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J-GLOBAL ID:201602201657186280   整理番号:16A0103059

水溶液中の高輝度二極性発色団に向けた構造的修復

A structural remedy toward bright dipolar fluorophores in aqueous media
著者 (15件):
資料名:
巻:号:ページ: 4335-4342  発行年: 2015年07月15日 
JST資料番号: U7042A  ISSN: 2041-6539  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ドナー-アクセプタ型二極性発色団は二光子吸収挙動を示す重要な色素の一群である。一般にその発光は有機溶媒中では強いが水溶液中では弱い。二極性色素の水中での弱い発光の理由を知りかつ増強するに,重要な二光子色素であるアセダンのアミノ置換体であるドナーの系統的な構造変化を含む筋道の立つやり方を取った。新しいアセダン誘導体についての計算および光化学実験により,二極性色素の水溶液中での発光挙動に影響するいくつかの因子を同定した。結果の一つは貧弱な発光の原因であるいくつかの因子の抑制により1及び2光子励起下で水溶液中のアセダン色素が鮮やかな蛍光を出させることができたが,その因子とは1,3アリル化学種,回転自由度と水との水素結合であった。またこれらの知見が他の二極性発色団にも拡張できることを確かめた。その例はナフタルイミド,クマリンとニトロ-2,1,3-ベンゾオキサジアゾル-7-yl)アミン(NBD)色素である。新しいアセダンとナフタルイミド色素により,それらの従来の形より細胞及び組織中でより明るい二光子蛍光像を得ることができる。この知見の応用として新しいナフタルイミド色素に基づいたチオールプローブを合成したが,それは広く用いれれているN,N-ジメチルアナログよりはるかに増強した蛍光を見せる。ここで述べた結果は,生体系の研究,特に二光子顕微鏡によるそれのための効率的な二極性色素と蛍光プローブ開発のための基本的な指針を与える。Copyright 2016 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (1件):
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有機化合物のルミネセンス 
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