文献

J-GLOBAL ID：201602201828930810   整理番号：16A0024648

イオン化した多重衝突波束の干渉による孤立アト秒パルス発生

Isolated Attosecond Pulse Generation Via the Interference of Ionized Multi-recollision Wave-Packets

著者 (5件)： LI Suyu (Jilin Univ., Changchun, CHN) ,  WANG Jun (Jilin Univ., Changchun, CHN) ,  GUO Fuming (Jilin Univ., Changchun, CHN) ,  YANG Yujun (Jilin Univ., Changchun, CHN) ,  JIN Mingxing (Jilin Univ., Changchun, CHN)
資料名： Proceedings of SPIE  (Proceedings of SPIE)
巻： 9543  ページ： 95430V.1-95430V.8  発行年： 2015年 
JST資料番号： D0943A  ISSN： 0277-786X  CODEN： PSISDG  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 高次高調波発生は超高速科学に特に必要である。原子や分子に強力な短パルスレーザを照射すると高次高調波が発生する。本論文では,エネルギー状態の異なるからなる電離波束の干渉によるアト秒パルスを発生させ制御する新しい方式を示した。その為に,強力な数サイクル赤外レーザパルスと初期状態が重合せ状態である原子とを相互作用させる。励起状態のイオン化エネルギーは基底状態のそれとは異なるので,これらの状態からのイオン化の瞬間は同じでない。イオン化した波束はレーザ場で駆動され,同じ瞬間に原子核に戻り,高エネルギー光子はエネルギーの異なる波束間の干渉により放射される。原子の初期状態の占有率を変えることで,アト秒発生を制御できる。

シソーラス用語： *波束 ,  干渉 ,  *光高調波発生 ,  *パルスレーザ照射 ,  赤外レーザ ,  重合せ ,  レーザパルス ,  イオン化 ,  励起状態 ,  基底状態
準シソーラス用語： アト秒 ,  アト秒パルス ,  *高次高調波発生 ,  光パルス発生

分類 (1件)： 非線形光学  (BD05000T)

タイトルに関連する用語 (7件)： イオン化 ,  多重 ,  衝突 ,  波束 ,  干渉 ,  アト秒 ,  パルス発生