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J-GLOBAL ID：201602201894235830   整理番号：16A0202583

ヒトアフリカトリパノソーマ症の分野で用いられる診断法の概要: 次の年に何が変更できるか?

Overview of the Diagnostic Methods Used in the Field for Human African Trypanosomiasis: What Could Change in the Next Years?

著者 (6件)： BONNET Julien (INSERM, Limoges, FRA) ,  BONNET Julien (Univ. de Limoges, Limoges, FRA) ,  BOUDOT Clotilde (INSERM, Limoges, FRA) ,  BOUDOT Clotilde (Univ. de Limoges, Limoges, FRA) ,  COURTIOUX Bertrand (INSERM, Limoges, FRA) ,  COURTIOUX Bertrand (Univ. de Limoges, Limoges, FRA)
資料名： BioMed Research International (Web)  (BioMed Research International (Web))
巻： 2015  号： Parasitology  ページ： 583262 (WEB ONLY)  発行年： 2015年 
JST資料番号： U7008A  ISSN： 2314-6133  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 眠り病はツェツェバエにより媒介される2種のトリパノソーマ(Trypanosoma brucei gambiense及びrhodesiense)により引き起こされる寄生虫感染症である。本疾患は最終的に中枢神経系に影響を及ぼし,重度の神経症状を発症する。治療しなければ死は避けられない。本疾患の感染初期段階では患者は穏やかな徴候で,感染の早期発見がより安全な治療(外来による投与)を可能にし,死を回避でき,曝露集団のルーチンスクリーニングが特に大流行地域では必要である。特に第二期での本疾患の現行治療的処置は合併症を引き起こし,数日間の臨床的監視が必要である。本疾患の適切な病期での診断は適切な治療を提供するため必須である。医療関係者は脆弱または存在さえしない地域保健インフラの支援の欠如によってさらに複雑な課題に直面している。したがって,高レベルの医療施設がない地域での野外使用も可能な最適病期の診断のための新しいより効率的技法を探すことが重要である。本稿では本疾患の概要を述べ,現行診断手順を総括し,現場での進歩を提示する。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *トリパノソーマ症 ,  Trypanosoma brucei ,  早期診断 ,  感染経路 ,  病原媒介動物 ,  ツェツェバエ ,  病状経過 ,  集団検診 ,  地域医療
準シソーラス用語： *アフリカトリパノソーマ症 ,  Trypanosoma rhodesiense

分類 (1件)： 感染症・寄生虫症一般  (GD01010H)

タイトルに関連する用語 (4件)： ヒト ,  アフリカトリパノソーマ症 ,  診断法 ,  概要