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J-GLOBAL ID：201602202295972938   整理番号：16A0030387

癌細胞およびヌードマウスにおける生物ルミネセンスプローブによるin vivo硫化水素生産の可視化

Visualization of in Vivo Hydrogen Sulfide Production by a Bioluminescence Probe in Cancer Cells and Nude Mice

著者 (4件)： TIAN Xiaodong (Fudan Univ., Shanghai, CHN) ,  LI Zhiyan (Fudan Univ., Shanghai, CHN) ,  LAU Choiwan (Fudan Univ., Shanghai, CHN) ,  LU Jianzhong (Fudan Univ., Shanghai, CHN)
資料名： Analytical Chemistry  (Analytical Chemistry)
巻： 87  号： 22  ページ： 11325-11331  発行年： 2015年11月17日 
JST資料番号： A0395A  ISSN： 0003-2700  CODEN： ANCHAM  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 硫化水素(H₂S)は長期の毒性と腐った卵の不快臭のために知られており,一酸化炭素(CO)及び一酸化窒素(NO)の後の第3の内因性気体トランスミッターとして知られる。しかし生きた細胞および動物でのその正確な測定は,不十分である。本論文で,H₂S仲介アジド還元とルシフェリン誘導検知プラットフォームを組合わせることにより,生物ルミネセンスプローブを開発した。ここで,D-アミノルシフェリンの6′-アミノ基は6′-アジド基に変換し,アミノルシフェリン/ルシフェリンのケージド6′-アミノ/6′-ヒドロキシルはそのルシフェラーゼとの相互作用を遮蔽し,その生物ルミネセンスを消光する。マウスの生物ルミネセンスシグナルはH₂S阻害剤であるプロパルギルグリシン処理で減少し,このH₂Sプローブが実時間で内因性H₂Sを検出できることを示した。

シソーラス用語： 可視化 ,  *腫瘍細胞 ,  *ヌードマウス ,  *硫化水素 ,  生物ルミネセンス ,  プローブ ,  画像分析 ,  ルシフェリン ,  ルシフェラーゼ ,  画像処理 ,  撮像
準シソーラス用語： バイオプローブ ,  実時間撮像 ,  生物発光

分類 (1件)： 有機化合物のルミネセンス  (BM08094A)

物質索引 (1件)： プロパルギルグリシン

タイトルに関連する用語 (6件)： 癌細胞 ,  ヌードマウス ,  生物ルミネセンス ,  プローブ ,  硫化水素 ,  可視化