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J-GLOBAL ID：201602202509657164   整理番号：16A0368550

低コスト・省力化,軽労化技術等の開発-自給飼料を基盤とした国産畜産物の高付加価値化技術の開発(飼料生産)-第2編 飼料用の稲麦二毛作体系を基軸とした持続的な飼料生産技術の開発 第3章 飼料用米等の低コスト・低投入・安定多収生産技術の開発 3 飼料用稲が地域稲作に定着するための共存・安定化技術の開発(2)食用米と飼料用稲の収穫競合回避のための合理的作期選択システムの開発

著者 (3件)： 松村修 ,  塚本隆行 ,  平内央紀 (農業・食品産業技術総合研究機構 中央農業総合研究セ)
資料名： 農林水産省農林水産技術会議事務局研究成果  (農林水産技術会議事務局研究成果)
号： 546  ページ： 134-137  発行年： 2016年03月31日 
JST資料番号： S0070A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： (ア)収穫競合回避のための作付システム:飼料用稲と食用稲の収穫期との競合について,作期移動試験から得られた出穂期変動データに基づき解析したところ,飼料用稲のWCS利用,飼料用米利用の利用形態の違いや品種,移植時期を組み合わせることにより競合を回避できる作付システムが十分構築できることが明らかになった。(イ)飼料用米向け品種・系統の立毛乾燥適性:極早生品種の「なつあおば」や早生品種の「べこあおば」,中生品種の「ホシアオバ」等の品種は立毛乾燥の適用性が高いと考えられた。一方,極晩生品種の「北陸193号」は登熟期間を長くしても籾水分はあまり下がらず,立毛乾燥には不向きであった。(著者抄録)

シソーラス用語： *飼料作物 ,  普通作物 ,  栽培管理 ,  品種差 ,  表現型 ,  植物生理 ,  土壌管理 ,  施肥 ,  ポストハーベスト ,  *イネ ,  生存競争 ,  農業形質 ,  管理
準シソーラス用語： 施肥管理

分類 (2件)： 飼料作物,草地  (FC03050J) ,  稲作  (FC03020C)

引用文献 (2件)：

• 農業・食品産業技術総合研究機構(2013)飼料用米の生産・給与技術マニュアル〈2013年版〉.http://www.naro.affrc.go.jp/publicity_report/publication/files/ricm2013.pdf.(参照日:2015.3.31)
• 酒井長雄・青木正晴・土屋学(2010)長野県における水稲多収品種の収量性と立毛乾燥を前提とした耐倒伏性.平成21年度「関東東海北陸農業」研究成果情報. http://www.naro.affrc.go.jp/org/narc/seika/kanto21/09/21_09_08.html.(参照日:2015.3.31)

タイトルに関連する用語 (26件)： 省力化 ,  開発 ,  自給飼料 ,  基盤 ,  国産 ,  畜産物 ,  高付加価値化 ,  飼料 ,  稲 ,  麦 ,  二毛作 ,  体系 ,  飼料生産 ,  飼料用米 ,  投入 ,  多収 ,  飼料用稲 ,  地域 ,  稲作 ,  定着 ,  共存 ,  安定化 ,  収穫 ,  競合 ,  回避 ,  作期