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J-GLOBAL ID：201602202562513077   整理番号：16A0245363

高品質安定生産に向けた新たな肥培管理 カキにおける春施肥の効果

著者 (1件)： 堀川拓未 (新潟県農業総合研 園芸研究セ)
資料名： 果実日本
巻： 71  号： 3  ページ： 69-72  発行年： 2016年03月15日 
JST資料番号： L0963A  ISSN： 0913-8242  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 落葉果樹では晩秋季に多量の施肥を行うことが多いが,養分吸収特性研究の結果では春秋季に施肥したほうが肥料成分の利用率が高い。そこで,佐渡島でカキへの基肥の施用時期を検討した。枝葉生育および果実生産状況については,施用時期による明白な違いは見られなかったが,葉色は11月施用より3月施用のほうが生育期間を通じて濃く,窒素肥料の利用率は3月施用において高かった。慣行の晩秋施肥と春基肥1回5割減施肥を比較すると,葉色の差は見られなかったが,春区は肥料由来の窒素吸収に若干の遅れがあると想定された。新梢伸長,着蕾,果実肥大および果実品質に若干の違いが見られたが,その差はわずかであった。

シソーラス用語： *カキ ,  *施肥 ,  養分吸収 ,  佐渡島 ,  基肥 ,  植物成長 ,  果実【器官】 ,  色 ,  効率 ,  植物生理 ,  成熟 ,  品質
準シソーラス用語： 果実肥大 ,  果実品質 ,  減肥 ,  *春施肥 ,  窒素利用効率 ,  着蕾 ,  葉色 ,  *礼肥

分類 (2件)： 果樹  (FC03042G) ,  施肥法・肥効  (FB05030Y)

タイトルに関連する用語 (5件)： 品質安定 ,  肥培管理 ,  カキ ,  春 ,  施肥