文献
J-GLOBAL ID:201602202639318647   整理番号:16A0299932

敗血症時の肝機能障害における外因性HSP72の役割

Role of Exogenous Hsp72 on Liver Dysfunction during Sepsis
著者 (11件):
資料名:
巻: 2015  号: Pathology  ページ: 508101 (WEB ONLY)  発行年: 2015年 
JST資料番号: U7008A  ISSN: 2314-6133  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
敗血症誘発性肝機能障害を好転する外因性熱ショック蛋白質72(Hsp72)の役割を調べた。敗血症を盲腸結紮および穿刺により誘発した。肝機能を血清グルタミン酸オキサロ酢酸トランスアミナーゼ(GOT)およびグルタミン酸ピルビン酸トランスアミナーゼ(GPT)活性に基づいて評価した。アポトーシスをターミナルデオキシヌクレオチジルトランスフェラーゼdUTPニック末端標識染色により測定した。B細胞リンパ腫2(Bcl-2),Bcl-2関連X蛋白質(Bax),切断型カスパーゼ3及びカスパーゼ9,切断型ポリ(ADP-リボース)ポリメラーゼ(PARP)蛋白質の発現をウェスタンブロット分析した。結果はGOTとGPTレベルが敗血症により増加し,そのレベルはヒト組換HSP72(rhHsp72)投与後に正常化することを明らかにした。肝組織アポトーシ増加が敗血症時に観察されたが,正常アポトーシスがrhHsp72投与により再開した。肝組織におけるBcl-2とBaxの比率,切断型カスパーゼ3やカスパーゼ9,およびPARP蛋白質発現は敗血症時アップレギュレートし,rhHsp72処理後に正常化された。敗血症時の外因性HSP72はミトコンドリア開始カスパーゼ経路を介してアポトーシスを阻害することにより,肝機能障害を回復すると結論した。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
消化器の基礎医学  ,  生物学的機能 
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る