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J-GLOBAL ID:201602202772042280   整理番号:16A0017286

エネルギーシステムと海洋生態系サービスに対する影響

Energy systems and their impacts on marine ecosystem services
著者 (5件):
資料名:
巻: 52  ページ: 917-926  発行年: 2015年12月 
JST資料番号: W1084A  ISSN: 1364-0321  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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世界的温暖化と化石燃料燃焼との関連が世界中の多くの政府を促し,法的拘束力のある温暖化ガス削減目標が設定された。再生可能(例えば,風力)・低炭素(例えば,天然ガスや原子力)エネルギー源へ大きく依存することで目標の一部は実現されるだろう。これら新規エネルギー戦略を支える面で,海洋環境は重要な役割を演じる。しかし,海洋環境と生態系サービス(i.e. 文化・調節・生産・支援的サービス)そして結局人間の健康を育む便益に対して,これらエネルギーシステムの構築・運転・最終的廃棄および関連インフラストラクチャがどのような影響を与えるかは不明確である。この不確実性は,海洋生態系およびそこから人間が引き出す便益に対する各エネルギーセクタのいろんな影響を一つに統合する研究が不十分であることに起因する。このギャップに取り組むために,本研究では,原子力発電の海上部分・海上風力発電・海底ガス田・海底油田に関する既存の生態系影響研究をレビューする。そして,生態系サービス影響に関する一般的言葉にレビュー内容を翻訳して,現行政策を評価するために使用可能とした。結果は,エネルギーシステムが生態系サービスに影響する道筋に差異が存在することを示唆する。原子力発電は主に,文化的生態系サービスに対してネガティブな影響を与える;石油とガスは主に,文化・生産・調節・支援的生態系サービスに対してネガティブな影響がある;一方,風力発電は,文化・食料供給・支援的サービスに影響し,調節的サービスへの影響は検討されていない。本研究では,海洋環境から人間が得る便益の特定型式に対するエネルギーセクタの全影響を評価するための情報としては不十分であることを示し,そして,研究対象となる領域を提案する。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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エネルギー利用と環境との関係  ,  生態系 
タイトルに関連する用語 (3件):
タイトルに関連する用語
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