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J-GLOBAL ID:201602202801115437   整理番号:16A0142998

2011年の福島第一原子力発電所事故後の,異なる量での牛糞堆厩肥施用における二毛作システムでの飼料用トウモロコシとイタリアンライグラスのセシウム137濃度

Cesium-137 concentration of forage corn and Italian ryegrass in a double cropping system under different rates of cattle farmyard manure application after the Fukushima Daiichi Nuclear Power Station accident in 2011
著者 (3件):
資料名:
巻: 61  号:ページ: 972-982  発行年: 2015年12月 
JST資料番号: W1879A  ISSN: 0038-0768  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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2011年の福島第一原子力発電所事故後の連続する牛糞堆厩肥(FYM)施用試験を二毛作システムでの飼料用トウモロコシとイタリアンライグラスで行い,2年以上にわたってセシウム137(137Cs)濃度を測定した。この圃場に含まれる137Csは平均して920Bq/kgだった。トウモロコシ中の137Cs濃度は2011年より2012年で低下したが,2012年と2013年の比較ではFYM施用がない区画でのみ低下した。イタリアンライグラスではFYM施用量に関わらず2012年と2013年で有意差がなかった。トウモロコシ内の137Cs濃度を最小化するためのFYM施用量は30Mg/ha以上だった。本研究結果から,連続したFYM施用はK2Oを含む土壌養分を維持し,したがって土壌からの放射性Cs移行を制御できることが示唆された。30Mg/haのFYM施用は事故前の福島県での施用推奨量の範囲内である。しかし,イタリアンライグラスではFYMは137Cs濃度二影響しなかったため,トウモロコシとの差を理解するためにはさらなる研究が必要である。
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分類 (4件):
分類
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環境の汚染及び防止  ,  その他の汚染原因物質  ,  飼料作物,草地  ,  植物の生化学 
引用文献 (43件):
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