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J-GLOBAL ID：201602202883511513   整理番号：16A0231302

在室者の覚醒状態および作業効率を向上させる室内空調制御法に関する研究 その1 風速の上昇・下降が覚醒状態に及ぼす影響に関する試行実験

Study on HVAC control for improving occupants’ arousal state and work performance: Part 1. Trial experiment on the effects of indoor wind velocity change on occupants’ arousal state

著者 (3件)： 塚本健二 (佐藤工業) ,  後藤伴延 (東北大) ,  水谷国男 (東京工芸大)
資料名： 佐藤工業技術研究所報  (Report of Satokogyo Technical Research Insititue)
号： 40  ページ： 57-60  発行年： 2015年12月25日 
JST資料番号： G0297B  ISSN： 1882-0239  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究は,在室者の覚醒状態および生産性を向上させる省エネ型空調制御法の開発を目指して,室内環境の変動が在室者の覚醒状態および作業効率に及ぼす影響を明らかにすることを目的とする。本報では,風速に着目して,風速の上昇と下降が覚醒状態に及ぼす影響を被験者実験により検討した。その結果,風速を上昇・下降させることで覚醒状態の変化は生じるものの,定常状態に比べて覚醒状態が改善される様子はみられなかった。また,高風速の一定時間以上の暴露はエネルギー覚醒の低下とストレス覚醒の上昇を招き,覚醒状態に悪影響を及ぼしていることが推察された。(著者抄録)

シソーラス用語： 屋内環境 ,  *人間 ,  *部屋 ,  *覚醒 ,  *作業能率 ,  生産性向上 ,  *制御 ,  *空気調和 ,  風速 ,  上昇 ,  下降 ,  変動
準シソーラス用語： *在室者 ,  *室内空調制御

分類 (1件)： 建築環境一般  (RB02010T)

引用文献 (6件)：

• 平松 他:在室者の覚醒状態を媒介とした室温と作業効率の因果関係に関する被験者実験,日本建築学会大会学術講演梗概集,pp.483-484,2014.9
• 柳田 他:室温の上昇・下降が在室者の覚醒状態に及ぼす影響に関する被験者実験,日本建築学会大会学術講演梗概集,pp.485-486,2014.9
• 柳田 他:在室者の覚醒状態および作業効率を向上させる変動室温制御法に関する研究 その1 周期的な室温変動が覚醒状態および作業効率へ及ぼす影響に関する試行実験,日本建築学会大会学術講演梗概集,pp.435436,2015.9
• 古川 他:在室者の覚醒状態および作業効率を向上させる変動室温制御法に関する研究 その2 室温の変動幅および時間変化率が覚醒状態へ及ぼす影響,日本建築学会大会学術講演梗概集,pp.437-438,2015.9
• 水谷 他:アクティブ制御マルティファン通風風洞の風速変動特性,第21回風工学シンポジウム論文集,pp.125-129,2010.12

タイトルに関連する用語 (9件)： 覚醒状態 ,  作業効率 ,  室内空調 ,  制御法 ,  研究 ,  風速 ,  上昇・下降 ,  試行 ,  実験