抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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媒質中の光の伝搬および散乱は,色材を扱う分野をはじめとして多くの分野で重要な研究テーマとなっている。その解を与える光学理論は,幾何光学から量子光学まで,解析対象の性質に応じてさまざまなものが構築されてきた。波長に比べて十分に大きなスケールしかもたないものであれば,光を光線とみなして反射・屈折を議論すれば十分である。しかし,小さなスケールになるとそれでは説明が付かない現象があらわれる。この場合,光をスカラー波やベクトル波として取り扱う必要が生じる。本稿では,光を波動や電磁波として解析するための理論的な取り扱いについて説明する。また,数値解析を行うための手法の一つである,時間領域差分法を紹介する。(著者抄録)