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J-GLOBAL ID：201602203152397262   整理番号：16A0378755

低コスト・省力化,軽労化技術等の開発-自給飼料を基盤とした国産畜産物の高付加価値化技術の開発(牛)-第3編 自給飼料多給による高付加価値牛肉・牛乳生産技術の開発 第2章 飼料用米等水田作を活用した肉用牛の飼養管理技術の開発と肉質解明 1 肉用牛への飼料用米と食品残さ給与技術の開発

著者 (4件)： 神谷充 (農業・食品産業技術総合研究機構 九州沖縄農業研究セ) ,  服部育男 (農業・食品産業技術総合研究機構 九州沖縄農業研究セ) ,  神谷裕子 (農業・食品産業技術総合研究機構 九州沖縄農業研究セ) ,  林義朗 (農業・食品産業技術総合研究機構 九州沖縄農業研究セ)
資料名： 農林水産省農林水産技術会議事務局研究成果  (農林水産技術会議事務局研究成果)
号： 547  ページ： 82-85  発行年： 2016年03月31日 
JST資料番号： S0070A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 農業生産法人錦江ファームの黒毛和種去勢牛11頭を用い,肥育中後期に飼料用玄米とカンショ焼酎粕濃縮液等の発酵TMRを約6割,配合飼料を約4割給与したところ,飼料摂取量,増体成績,枝肉成績に有意差はなく,胸最長筋中のα-トコフェロール含量が対照区よりも試験区で高まる可能性があった。発酵TMRによる慣行飼料の6割代替で肥育成績に問題なく,良好な枝肉成績と肉質向上が期待できることが明らかになった。(著者抄録)

シソーラス用語： *飼料用米 ,  *残留物 ,  *食品副産物 ,  *有機性廃棄物 ,  給餌 ,  *黒毛和種 ,  肥育 ,  醸造副産物 ,  TMR【飼料】 ,  体重増加 ,  等級づけ ,  含有量 ,  牛肉 ,  玄米 ,  ビタミンE ,  フェノール類 ,  酸素複素環化合物 ,  芳香族縮合化合物
準シソーラス用語： 枝肉成績 ,  飼料摂取量 ,  焼酎粕 ,  *食品残渣 ,  増体量 ,  発酵TMR

分類 (2件)： 濃厚飼料  (FD07030S) ,  牛  (FD02020Y)

物質索引 (1件)： α-トコフェロール

引用文献 (6件)：

• エコフィード認証制度協議会(2010)1エコフィード認証制度の目的等.エコフィード認証制度実施の手引き.中央畜産会.pp.2-5.
• 宮崎陽子・濱本修・西岡俊一郎(2008)省エネ・高付加価値型焼酎粕飼料化システムの構築.三井造船技報.193:30-35.
• 神谷充・服部育男・上村昌志・佐藤健次(2011)肥育牛の飼料用米と食品残さの発酵TMR給与.日本暖地畜産学会報.54:149-159.
• 中西直人・山田知哉・河上眞一・井出忠彦・石崎重信・石田元彦(2007)稲発酵粗飼料の給与により牛肉中にビタミンEが蓄積し、貯蔵性が向上する.http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/nilgs/2007/nilgs07-01.html(参照日:2015.2.24).
• 農業・食品産業技術総合研究機構(2013)飼料用米の生産・給与技術マニュアル〈2013年版〉.http://www.naro.affrc.go.jp/publicity_report/publication/pamphlet/tech-pamph/049711.html(参照日:2015.2.24).

タイトルに関連する用語 (20件)： 省力化 ,  軽労化 ,  開発 ,  自給飼料 ,  基盤 ,  国産 ,  畜産物 ,  高付加価値化 ,  牛 ,  高付加価値 ,  牛肉 ,  牛乳 ,  飼料用米 ,  水田 ,  活用 ,  肉用牛 ,  飼養管理 ,  肉質 ,  食品残さ ,  給与