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J-GLOBAL ID：201602203666476137   整理番号：16A0351159

都市旅行のための携帯電話位置データの解析 現状の方法,限界および機会

Analyzing Cell Phone Location Data for Urban Travel: Current Methods, Limitations, and Opportunities

著者 (5件)： COLAK Serdar (Massachusetts Inst. of Technol., MA) ,  ALEXANDER Lauren P. (Massachusetts Inst. of Technol., MA) ,  ALVIM Bernardo G. (SCN, Brasilia, BRA) ,  MEHNDIRATTA Shomik R. (World Bank, Washington, DC) ,  GONZALEZ Marta C. (Massachusetts Inst. of Technol., MA)
資料名： Transportation Research Record  (Transportation Research Record)
号： 2526  ページ： 126-135  発行年： 2015年 
JST資料番号： B0663A  ISSN： 0361-1981  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 携帯電話の通話時に受信する固定局の位置情報と通話時間帯および通話頻度から,通勤旅行の起終点を把握して交通流を推定する手法を開発した。当手法では,受信頻度の高い固定局の位置を家庭あるいは職場とし,夜間から朝方までの通話は家庭から,昼間の通話は職場からのものと同定する。固定局の受信範囲は数100m範囲である。次に全ての通話から,家庭から職場あるいは他の場所への旅行の開始と終了時間を推定する。この過程で隣接固定局による受信という雑音や,使用頻度の少ない携帯電話のデータは削除されるが,大都市では携帯電話使用者数が多いので十分な標本数が得られる。最終的に通勤起終点間の交通流は,起点の人口密度で補正する。この手法をボストンとリオデジャネイロの携帯電話記録に適用したところ,実際の交通調査による通勤交通流と良好な一致を得た。しかしながら下記の問題点も明らかとなった。実際の交通流と良好な一致を得るためには,受信範囲よりも広範な街区あるいはそれ以上の区域での起終点とせねばならず空間分解能が低下する。また,人口密度による補正方法では旅行回数が実際より過大に評価される。

シソーラス用語： *携帯電話 ,  固定局 ,  *位置情報 ,  *起終点調査 ,  通勤輸送 ,  交通流 ,  街区 ,  マサチューセッツ州 ,  ブラジル連邦共和国 ,  旅行 ,  雑音除去 ,  時間依存性 ,  サンプルの大きさ ,  標本抽出 ,  人口密度 ,  空間分解能
準シソーラス用語： ボストン ,  リオデジャネイロ ,  受信局 ,  通話

分類 (1件)： 交通調査  (TB01031B)

タイトルに関連する用語 (8件)： 都市 ,  旅行 ,  携帯電話 ,  位置データ ,  解析 ,  現状 ,  限界 ,  機会