抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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再生可能エネルギーとしてバイオマスが注目されているが,その利用においてはガス化することがより効果的である。本研究においては,より効率的なガス化技術のための基礎研究として固体バイオマスを供試材とし,炭化からガス化までの温度領域における分解挙動を調べた。水平より5°の傾斜を有する電気炉を用い,H
2,CO
2およびO
2通流の下で熱分解実験を実施した。温度の変化によって生じる熱分解ガスとチャーを採取し分析を行なった。この結果,炭化温度域では雰囲気中のH
2O量が発生するガス成分に影響を与えるが,揮発分放出域では雰囲気に関わらず同程度の分解速度になることを明らかにした。