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J-GLOBAL ID:201602203720733433   整理番号:16A0463763

免疫システムを欺くために病原体はマイクロRNAを使用し,悪用する

Pathogens Use and Abuse MicroRNAs to Deceive the Immune System
著者 (2件):
資料名:
巻: 17  号:ページ: WEB ONLY  発行年: 2016年04月 
JST資料番号: U7038A  ISSN: 1422-0067  CODEN: IJMCFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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新しい証拠は,マイクロRNA(miR)がウイルス,細菌や他の病原体の生存と増幅において役割を果たしていることを実証している。病原体が,蛋白質翻訳とシグナル伝達のmiRによる変化から,利益を得るさまざまな方法がある。ヘルペスウイルス科のメンバーは以前に複数のmiRをコードしていることが示されている,しかしHIV1のようなウイルスによるmiRの産生はまだ論争中である。最近,新規な手法が,miR-アルゴノート関連と後続のそれらの同種の細胞mRNAとの相互作用を確立することにより,真のmiRターゲットの解明を促進する。これは,miRレポーターアッセイと組み合わせて,ヘルペスウイルス科からのmiRが複数の細胞内標的を下方制御するという生理学的関連性の高い証拠を提示し,それには免疫活性化,サイトカインシグナル伝達とアポトーシスに関与している。さらに,ウイルスや細菌は,宿主細胞miRの誘導にもリンクしており,免疫活性化,サイトカインシグナル伝達とアポトーシスを軽減する能力を持っている。miR発現に干渉することは,臨床的に関連する可能性がある。C型肝炎の感染症の場合,細胞のmiR-122が治療のターゲットになっている。これは,重要なmiRがいかに特異的ウイルスの生存を可能にするかを例証するだけでなく,それはまた薬剤標的としてmiRを使用する可能性を描いている。本稿では,自分の利益のためにmiR制御を悪用するウイルスや細菌について,最新のレポートをレビューする,そしてそれは,miRに対する治療法の開発に興味を持たせるかもしれない。(翻訳著者抄録)
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分類 (4件):
分類
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感染症・寄生虫症一般  ,  抗細菌薬の基礎研究  ,  抗ウイルス薬の基礎研究  ,  遺伝子発現 
タイトルに関連する用語 (3件):
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