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J-GLOBAL ID：201602203932022848   整理番号：16A0199626

部材のグループ化を用いたRC造免震建物の多目的最適設計

著者 (2件)： 江島大貴 (信州大 大学院理工学系研究科) ,  田守伸一郎 (信州大 工)
資料名： 日本建築学会技術報告集  (AIJ Journal of Technology and Design)
巻： 22  号： 50  ページ： 29-34  発行年： 2016年02月20日 
JST資料番号： L4777A  ISSN： 1341-9463  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 部材のグループ化を用いてRC造免震建物の多目的最適設計を行った。制約条件を満たし,上部構造の層間変形角と骨組部材重量が評価された設計解を同時に探索することと,部材をグループ化することで,既往の研究で得られた設計解よりも施工性を考慮した設計解を探索することを目的とし,DCMOGAを用いて設計解の探索を行った。対象とした建物は実際に設計されたRC造免震建物であり,実際に建てられたものと探索された設計解の比較をするために時刻歴応答解析を行った。また,グループ化を用いることで設計解による目的関数空間の多様性が失われるかどうかを,グループ化を用いない場合の最適化により探索された設計解と今回の解析結果を比較し,検証した。その結果,DCMOGAによる計10回の試行全てでパレート最適解集合が探索されたため,評価値の異なる複数の設計解を同時に探索できること,などが分かった。

シソーラス用語： 鉄筋コンクリート構造 ,  *免震構造 ,  *建築物 ,  部材 ,  *最適設計 ,  多目的計画法 ,  遺伝的アルゴリズム ,  最適化 ,  固有値 ,  応答スペクトル ,  モード解析 ,  解析モデル ,  柱 ,  梁 ,  応答解析 ,  加速度 ,  角度 ,  鉛直分布 ,  重量 ,  層間変形角
準シソーラス用語： Pareto最適化 ,  グループ化

分類 (1件)： 建築物の耐震,免震,制震,防振  (RB01035P)

タイトルに関連する用語 (4件)： グループ化 ,  RC造 ,  免震建物 ,  最適設計