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J-GLOBAL ID:201602204004887702   整理番号:16A0092091

栽培トマトであるSolanum lycopersicumと関連野生種であるS.habrochaitesにおけるタイプVI腺状突起の発達

The development of type VI glandular trichomes in the cultivated tomato Solanum lycopersicum and a related wild species S. habrochaites
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資料名:
巻: 15  号: Dec  ページ: 15:289 (WEB ONLY)  発行年: 2015年12月 
JST資料番号: U7027A  ISSN: 1471-2229  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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背景:タイプVI腺状突起はトマト植物の葉と幹における最も豊富な毛状突起を代表し,特に野生種における草食抵抗性に有意に寄与している。にもかかわらず,腺状突起の発達の研究はいまだ進んでいない。本研究のゴールはこのギャップを埋めることである。多様な細胞イメージング技術を用いて,栽培トマト(Solanum lycopersicum)と関連野生種(S.habrochaites)のタイプVI突起の解剖学と成長段階の詳細な記録を提供する。結果:両種において,これらの構造の発達は高度に再現性のある細胞分裂パターンに従った。2種はS.habrochaitesにおいて丸く,S.lycopersicumにおいて四つ葉のクローバ状で,形状において異なっており,産生された代謝産物を蓄積する,S.habrochaitesにおける大きな細胞内腔の存在は相関していた。両種において,中間細胞と四つの腺状細胞間の接合部は突起の切断を促進する,そしてそれにより代謝産物を迅速に放出する切断ポイントを構成していた。強い自家蛍光化合物は発達の早期ステージにおいて一過性に蓄積しており,分化プロセスにおける潜在的な役割が示唆された。最後に,特異的細胞壁成分を認識する抗体での免疫標識は,タイプVI突起の分化におけるペクチンとアラビノガラクタン成分の鍵となる役割を示した。結論:本観察は代謝産物貯蔵と放出のためのタイプVI突起の適応性形態を説明し,これらの重要代謝的細胞ファクトリーのさらなる研究の枠組みを提供する。これは,特にトマトでの害虫耐性の交配について,それらの可能性をより良好に検討するのに必要である。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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作物の品種改良  ,  野菜 

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